論文

基本情報

氏名 相馬 伸一
氏名(カナ) ソウマ シンイチ
氏名(英語) SOHMA Shinichi

タイトル

戦前期日本におけるコメニウス言説再考

著者

相馬 伸一

単著・共著の別

単著

誌名

教育学部論集

出版社

佛教大学

全巻

 

総ページ数

 

 

31

開始ページ

33

終了ページ

54

出版年月

2020/03

査読の有無

無し

招待の有無

無し

記述言語

日本語

掲載区分

国内

掲載種別

研究論文(大学,研究機関紀要)

ISSN

 

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概要

本論文は戦前期日本のコメニウスに関する言説の包括的調査の一環である。近代国民国家形成の要因のひとつである国民教育制度が19世紀半ばに成立した際、17世紀チェコの思想家コメニウスは近代教育の祖として紹介された。日本における西洋教育受容に関する知見を深めるには、この過程のより詳細な検討が望まれる。
1945年までに出版された、主として教育関連の書籍や雑誌の調査によって、私は、これまでの調査では触れられていなかった20以上の記事を確認した。本研究では、それらの記事を概説し、コメニウス解釈が変容あるいは多様化した過程を再考する。本稿では、とくに『千葉教育会雑誌』(1882)に掲載された論文「コメニアス氏畧傳」について検討した。

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