本稿は、科学研究費の交付を受けて進めている「教育思想史のメタヒストリー的研究」の一環として、教育思想史学会コロキウムで、フランスの歴史家ミシュレ、ドイツ20世紀における教育思想史の展開についてあつかったものである。あわせて、ヘイドン・ホワイトの『メタヒストリー的研究』を教育思想史においていかに受けとめるかについても論じた。