大正期最大の詩人団体「詩話会」と、その機関誌『日本詩人』を検討し、〈民衆〉が登場する大正期における口語自由詩をめぐる様々な問題を考究した。本人担当は「〈永遠の新人〉川路柳虹」において、日本初の口語自由詩の作者である川路柳虹の『日本詩人』における活動について論じた。また『日本詩集』の総目次を共同で作成した。