論文

基本情報

氏名 権田 浩美
氏名(カナ) ゴンダ ヒロミ
氏名(英語) GONDA Hiromi

タイトル

第二次元の〈夢〉と〈郷愁〉―丸山薫と内田百閒―

著者

権田浩美

単著・共著の別

 

誌名

研究論集

出版社

愛知大学短期大学部

全巻

 

総ページ数

144

 

39

開始ページ

109

終了ページ

144

出版年月

2016/12

査読の有無

無し

招待の有無

 

記述言語

日本語

掲載区分

国内

掲載種別

研究論文(大学,研究機関紀要)

ISSN

 

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概要

夏目漱石の「夢十夜」における所謂〈小品〉の系譜を引き継いだ、内田百閒の活動が本格化するのは大正期。その大正の後期に新感覚派による、新たな表現の模索の過程からコントの提唱等がなされるようになる。今日では詩人として知られる丸山薫は実はこうした時代の要請とも重なるかたちで、掌編小説によって文学的出発を果たしている。時代における〈小さな〉散文への志向の意味するところを、〈夢〉と〈郷愁〉を鍵語にして、同時期に書かれた丸山薫と内田百閒の〈鶴〉の登場する作品から考察した。

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