看護基礎教育に導入されている補完代替医療/療法(以下CAM/CAT)に関する教育の実態と課題を明らかにすることを目的に、看護系大学教員1400名を対象に自記式質問紙調査を行った。記述内容を、質的帰納的研究方法を用いて分析した結果、CAM/CAT導入のねらいや動機、課題が明らかとなった。今回の結果から、各専門分野においてCAM/CAT教育が取り入れられ始めており、看護実践の幅が広がっていることが示唆された。全81頁。