キーワード:犯罪被害実態調査 犯罪不安 国連薬物犯罪オフィス 本研究は,国連薬物犯罪オフィスが中心として実施した犯罪被害実態調査に参加する形で調査を実施したものである。12年の結果との比較では,犯罪の被害率に大きな変動は見られず,その一方,犯罪に遭う不安は大都市部で特に高まっている傾向が見られた。治安状況についても「悪くなった」とする者の比率が75.5%となるなど国民の犯罪不安の高まりが認められた。