大阪府内の児童養護施設職員12名に対する『子どもの権利ノート』の関するインタビュー調査のうち、『権利ノート』導入によってもたらされた肯定的な変化について発表を行った。『権利ノート』の導入により、施設におけるケアは、個別の子どもの声を重視した開かれた支援へと転換し、他機関をまきこんでのチームワーク、導くより後押しのスタンス、子どもの声を聴き、対話をする方法、一人ひとりの子どもをみる視点へと変化した。発表論文集pp.310-311