日本子ども虐待防止学会第23回学術集会千葉大会における大会企画シンポジウム「社会的養護の子どもの参加・参画をめぐって──当事者の声とそれを支える大人たちの役割」において、乳幼児期から子どもの参加・参画を支えていくための視点について、児童養護施設における『子どもの権利ノート』の分析より話題提供を行った。シンポジウム全体では、社会的養護のもとで育つ子どもや育った若者たちが関連制度へ参画することをどのように実現・保障するか、そのための大人の役割は何か、考えることを目的として構成されたものである。発表者のほかに、オンタリオ州からは、Irwin Elman(アーウィン・エルマン)氏、Jeannie Kee(ジニー・キー)氏、永野咲氏、谷口由希子氏、川瀬信一氏が登壇した。座長が、武田信子氏(武蔵大学)であった。発表論文集は、p.62である。