家族成員間の相互の影響に着目し、障がい児者を家族にもって生きるということが、家族成員にとってどのような経験であり、どのような意味をもつのかについて、個と関係性のアイデンティティの視点から明らかにした。障がい児者家族であることの個と関係性のアイデンティティ様態を明らかにするために、質的アプローチを行った。その際、TEM を援用した分析を行い、個と関係性のアイデンティティ様態を含めたTEM 図を描いた。