『一切悪趣清浄儀軌』の中、マンダラを描く儀軌について帝釈天が請問し、世尊釈迦牟尼が応える部分に対するKāmadhenuの註釈を和訳した。この中でこの註釈者は、『大日経』の秘密曼荼羅品のほとんどを引用し、その根拠としていることがわかった。