幼児期の体力・身体活動量を縦断的に観察することを目的に、T市内の幼稚園に在籍する幼児22名(男児15名、女児7名)を対象として2013年度と、2年前の2011年度に、3軸加速度計(アクティマーカー)を用いて、身体活動量と7種目の体力を測定した。3歳と5歳の身体活動量指標間には、0.432(歩数)~0.709(PAL)の比較的強い相関が認められた。身体活動量は、3歳から5歳へとトラッキングすることが明らかになり、3歳の身体活動レベルは5歳の体力に影響することが示唆された。