高校生1学年女子の149名を対象に、体育授業において、100m走のタイムを春と秋に測定し、秋の測定後にタイムの変化と、生徒が自覚する変化の理由を調査しその実態を明らかにした。その結果、100m走の平均値は春17.05秒、秋17.35秒であった。秋のタイムの方が遅くなった生徒は93名でタイム差(春-秋)が0.73秒、速くなった生徒は54名でタイム差が-0.42秒、同タイムの生徒は2名であった。タイム差の理由としては、運動部所属の有無、走法、生活・運動習慣等が多くあげられた。