本研究の目的は、推定エネルギー必要量(EER)の基準となる二重標識水(DLW)法を用いて、日本人の就学前児童における水分代謝量WTおよび、総エネルギー消費量TEEと身体活動および体組成との関連性を検討することであった。3~6歳の就学前児童41名(女子22名、男子19名)を対象とした。WT、TEE、無脂肪量(FFM)はDLWを用いて求めた。運動量は、3軸加速度計を用いて測定した。就学前児童では、除脂肪体重FFMと歩数が総エネルギー量TEEの決定要因