幼児に必要な身体活動量や体力について検討するために、幼児の身体活動、体力、生活習慣の実態を明らかにすることを目的とした。対象者は、大阪府T市内の幼稚園の3歳から6歳の幼児236名であった。身体活動量の歩数平均値は15589±3325歩であった。平均値の男女差は、すべての活動量指標で有意に上回り、平日の活動量は全指標で休日を有意に上回った。体力測定の結果においては、各種目ともに学年があがるに従って成績が向上していた。男女差はテニスボール投げと5歳児の25m走と握力において有意であった。