先行研究や各国の幼児期の身体活動ガイドライン、日本の教育施策や幼児期 運動指針について概観することを通して、身体活動をめぐる背景と意義を整理し運動生理学的課題を明らかにした。幼児期の適切な身体活動は、体力・運動能力の向上や体の健全な成長のみならず、社会性や情緒面、 認知面にも効果がある。健康づくりを意図する運動生理学的課題として、幼児の身体活動量を精確に把握し、体力や生活運動習慣との関連からより