講演・口頭発表等

基本情報

氏名 大西 磨希子
氏名(カナ) オオニシ マキコ
氏名(英語) ONISHI Makiko

タイトル

綴織当麻曼荼羅の九品来迎図に関する復原的考察

講演者

大西磨希子

会議名

平成26年度日本印度学仏教学会第65回学術大会

開催年月日

2014/08/30

招待の有無

 

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

日本印度学仏教学会

開催地

武蔵野大学 有明キャンパス

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

奈良・当麻寺に伝わる綴織当麻曼荼羅は、日本に伝存する西方浄土変の代表的作例である。本図は八世紀後半の制作とみられ、鎌倉時代以降に大量に転写された当麻曼荼羅の原本でもある。本図の画面下部には、かつて九品来迎図があらわされていたと伝えられる。この九品来迎図の図相は、平安時代後期にはすでに消えかかり、鎌倉初期には判別困難な状態にあったことが『当麻曼荼羅注』や『建久御巡礼記』によって知られ、当初の図様は失われて久しい。一方、当麻曼荼羅の転写本では、下縁部の九品来迎図について、坐像にあらわすタイプと立像にあらわす

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