講演・口頭発表等

基本情報

氏名 大西 磨希子
氏名(カナ) オオニシ マキコ
氏名(英語) ONISHI Makiko

タイトル

倚坐彌勒佛的流傳與武則天——敦煌莫高窟彌勒下生經變的出現背景——

講演者

大西磨希子

会議名

2017敦煌論壇:傳承創新――紀念段文傑先生誕辰100周年敦煌與絲綢之路國際學術檢討會

開催年月日

2017/08/23

招待の有無

有り

記述言語

中国語

会議区分

国際会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

敦煌研究院主催・中国敦煌吐魯番学会共催・中国敦煌石窟保護研究基金会後援

開催地

中国・甘粛省・敦煌市・敦煌研究院

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

敦煌莫高窟の彌勒變相圖は、兜率天の彌勒菩薩を描いた隋代の彌勒上生經變に始まり、唐代に入ると彌勒佛の三會説法を主體とする大畫面の彌勒下生經變へと變化する 。この變化について従来は、依據經典の變化であり、また上生信仰から下生信仰への變化に由來するものと解されている。確かに、唐代の彌勒下生經變は下生経典の内容にもとづいている。しかし、唐代に彌勒下生經變が出現する原因を、彌勒信仰が上生信仰から下生信仰に変化したためであると理解してよいかどうかは疑問である。
 そこで、敦煌の彌勒變相圖における變化をもたらした背景について、その轉換期が武則天の執政期に當たっていることに着目し、同時期の佛敎美術をめぐる他の動向と絡めつつ考察した。

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