講演・口頭発表等

基本情報

氏名 大西 磨希子
氏名(カナ) オオニシ マキコ
氏名(英語) ONISHI Makiko

タイトル

綴織当麻曼荼羅図の日本伝来について

講演者

大西磨希子

会議名

鷹陵史学会第21回年次研究大会

開催年月日

2012/09/29

招待の有無

 

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

 

開催地

佛教大学 6号館001教室

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

奈良・当麻寺に伝わる綴織当麻曼荼羅図は、一辺約四メートルという巨大な画面に細緻な綴織によって阿弥陀浄土世界を織りあらわした、きわめて豪奢な西方浄土変である。本図は天平宝字七年(763)に織成されたとの銘文を有していたと伝えられ、国宝指定などでも日本製とされている。しかし発表者がかつて旧稿で論じたように、日本説の根拠は薄く、技法・人的組織や、材料・図様などから見て、本図は唐の宮廷工房の作である可能性が高いと考えられる。そこで本発表では、奈良朝における唐代仏教美術の受容の一事例として、本図の日本伝来をめぐる諸

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