シンポジウムのテーマ「東洋思想と精神療法ー精神分析、森田療法、ユング心理学から内観を考察する-」のもと、「ユング心理学からみた内観」を構造、当事者性、布置の観点から論じた。他のシンポジスト(以下敬称略)は「近代日本の精神療法と思想的底流」(中村敬)、「精神分析と内観療法の比較」(長山恵一)、「東西精神療法の統合としての内観療法」(堀井茂男)で、最後に真栄城輝明が指定討論をした。