小中学校を対象として、総合的な学習の時間が導入された背景、意義、導入における目的および実践における課題について記載。特に新学習指導要領で求められている「能力・資質」の育成および,全国学力・学習状況調査で評価されている学力向上に対して、総合的な学習の時間が非常に効果的な役割を果たしていること、また、米国の多重知能理論を活用した「真正の問題学習」を例に、総合的な学習の時間を充実するための課題をまとめている。