大教室授業で一般に見られる「単位取得が目的」、「居眠り」・「私語」をする学生に焦点を当て、学習状況や学習態度等を分析した。単位取得を目的とする学生は、学習への積極性、学習を理解しようとする努力、居眠りをする学生は知的好奇心が低く、学習を理解しようとする努力も部分的に低く、私語をする学生は学習への積極性が低いことを明らかにした。一方で、それらの学生には、不思議に思う感覚を引き出し、考える機会を与える課題発見解決型授業が向いていることを示唆する結果を得た。