低学年担任教師を対象に,態度得点の高い教師群とそうでない教師群とで反省的思考の観点がどのように異なるのかを因子分析法を用いて検討を試みた。その結果,の4因子が導出され,これら4因子は教師の反省的思考の中核をなすものと考えられた。また,態度得点の高い教師は「児童一人ひとりにあった授業計画の立案」を心がけ,「学習課題の明確化」と「多様な課題解決」を見定めていることが認められた。