左側半側空間無視に対する、新しい福祉機器を開発した。無視している左側の空間をビデオカメラとフェイスマウントディスプレーを用いて被検者に見せ、無視側の空間の情報を患者に入力させるという原理を用いた機器である。この機器を左側半側空間無視の症例に試用し、良好な効果を認めた。