ラットの足関節底屈位固定に加えて坐骨神経切除の有無が足関節背屈制限およびヒラメ筋の伸張性に与える影響について検討を行った。コントロール群・足関節底屈位固定群・足関節底屈固定+坐骨神経切除群の3群にて比較した結果、末梢神経障害に合併する可動域制限の発生は関節の不動による影響に加え、末梢神経障害による影響が加わっていることが推測された。