脊損ラットの足関節底屈位固定に加えて痙縮の有無がラットヒラメ筋の筋性拘縮に与える影響について検討を行った。コントロール群・足関節底屈位固定群・足関節底屈固定+脊損群の3群にて比較した結果、4週後、コントロール群に比べ他の2群の筋性拘縮は有意に大きい値を示した。また、足関節底屈位固定群・足関節底屈固定+脊損群に有意差はみとめらず、筋性拘縮は痙縮の影響は受けないものと推測された。