3次元分析による車椅子フォームの研究は、2次元分析の研究より少なく、3次元データの蓄積は必要であると思われる。本研究ではビデオカメラを2台使用し、この2台のカメラによる同時撮影によって、車椅子マラソンの3次元フォーム解析を行った。分析に際しては、特に肘、肩および手の軌跡に注目し、これらの軌跡について速く走る人と遅い人との比較を行った。