今日、福祉現場の人材難は周知の通りである。その理由として、労働条件・待遇の劣悪化が指摘されている。そのため、労働条件・待遇の改善は必須である。しかし、労働条件・待遇の改善がされただけでは福祉職を希望する者が増加したり、離職者が減少したりするとは思えない。そこで本調査では、労働条件・待遇以外の理由で、福祉職を希望しない理由、離職する理由を明らかにした。