介護事故そのものの研究は少ない。介護事故が起こった場合、事業者は介護事故報告書を作成し、保険者に提出することが義務付けられている。そこで、大阪府K市に提出された介護事故報告書をK市情報公開条例に基づき、資料の請求をした。その結果、ショートステイでの事故が多発しており、事故発生時間帯は夕食後・早朝など介護職員が慌しい時間帯、介護職員が不足している時間帯に多いことがわかった。