本研究は、質問紙調査を通して、介護福祉士養成校の学生達の介護意識を明らかにすることを目的とした。多くの学生は「人の役に立つ仕事がしたい」などの介護職に強い動機を持っていた。一方で、一部の学生は職場の待遇などを理由から、介護の仕事を継続したい気持ちを持っていなかった。しかし、多くの学生は、将来の介護の仕事に不安を持ちながらも、介護職について強い動機づけを持っていた。