2009年に開催された社会福祉研究交流集会の第4分科会で議論された内容をまとめた。社会福祉労働は、国民の権利保障としての「公務労働」であること、そして、「専門性にふさわしい処遇」としての「福祉職俸給表(国家公務員)」に基づく賃金の最低基準の確立と、人員配置や労働条件を含んだ最低基準の確立が重要であるとまとめた。