図画工作科における児童の苦手意識克服に向けて、学習の成果物をポートフォリオのように蓄積するタブレットを使った図工ノートの実践を行ってきた。実践後、児童にアンケート調査を行った結果、タブレットを使った図工ノートに、毎時間、目当てや振り返りを書かせたり、制作途中の作品写真を貼り付けたりすることは、苦手意識のある児童に自らの「歩み」や「頑張り」を自覚させ、苦手意識を克服させるための大きな要因となることが示唆された。