宮内省高官・枢密院議長をつとめた倉富勇三郎が書き残した日記の翻刻・注釈。第三巻では、関東大震災の発生とその後の混乱、官制改革に端を発する宮内省の内部対立など、大正12・13年の政治の裏面が詳細に描かれる。