直接民主政を論じる際、政党や議会を備えた直接民主政もありうることを見落とすべきではない。有権者の情報不足など、しばしば直接民主政に指摘される問題点の多くは、政党や議会を備えた直接民主政であれば克服可能なものだからである。杉田 敦、大西弘子、松田 哲との共訳。(総308ページ)うち、第2章(36ページ)、第6章(64ページ)を担当。