「国民投票法(日本国憲法の改正に関する法律)」が、2010年5月に施行された。しかし、本来施行までに審議されるべきはずであった「附帯決議」上の宿題は手つかずのままである。宿題の一つに「一般的国民投票制度の導入」がある。本報告は、審議される予定のその制度について、内容が「上からの」国民投票であることに加え、制定プロセスも「上から」のものになっていることを批判した。