キーワード:住民投票、平成の大合併、宣言型住民投票条例、常設型住民投票条例 2005年は、いわゆる「平成の大合併」が動きを止め、それにともなって合併に関する住民投票もほとんど行われなくなった、いわば「住民投票投票バブル」のはじけた年であった。しかし、それ以外にも、はじめて「宣言型」住民投票条例が活用された例や、「区画整理事業」を争点とした初の住民投票が実施されるなど、日本の住民投票史にとって興味深い1年であった。