2006年は、新潟県巻町で初の条例に基づく住民投票が行われてから10年目の節目の年であった。この間、日本の住民投票は『平成の大合併』に伴う、爆発的な実施件数の増加を経て、いわゆる「常設型」住民投票条例の増加にみられるように一定の定着を果たしつつある。