講演・口頭発表等

基本情報

氏名 曽和 義宏
氏名(カナ) ソワ ヨシヒロ
氏名(英語) SOWA Yoshihiro

タイトル

道綽『安楽集』における仏土論

講演者

 

会議名

東アジア仏教研究会定例研究会

開催年月日

2013/07/20

招待の有無

 

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

東アジア仏教研究会

開催地

東洋大学

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

道綽『安楽集』における仏土論の特徴として二点が指摘できる。第一には、本願成就の相即無相の仏土とする点であり、相善と無相善の平等性、正法時の往生と末法時の有相(念仏)往生の等同論を主張している。第二には境次相接とする点で、これは宿善すなわち相善の力が微少な凡夫も往生できる浄土である都の主張である。  浄影寺慧遠などは、鳩摩羅什以来の感応思想、機根による優劣に基づいて仏身仏土を論じており、二身論の枠組みを基本として三身論などを論じていったものであるといえる。  しかし感応思想に基づく二身論的枠組みでは、酬因感

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