エリオット自身の編集による『キプリング詩選集』につけた序文(1941)では、キプリングを偉大な作家として賞賛している。これよりも以前の評論“Kipling Rediviyus”(1919)等では、キプリングをそれほど高く評価しているわけではない。基本的にはエリオットの読みはには変化はなく、両者に違いは執筆当時のエリオットの個人的な関心によるものであることを論じた。英語論文。